
#026
Seolleongtang설렁탕
ソルロンタン
スープ・鍋辛さ 0/5
牛骨を長時間煮出した白いスープ。食べるときに塩とネギで味を調える。
歴史とエピソード
ソルロンタンの由来にはいくつかの説があります。最もよく知られているのは、朝鮮の王が先農壇(ソンノンダン)で祭祀を行い、自ら田を耕す親耕(チンギョン)の儀式を終えた後、牛をつぶしてスープを作り、見物に来た60歳以上のお年寄りにふるまったという話で、ソルロンタンはここから始まったというものです。一方、古い外国語の辞書に、肉をゆでたスープをモンゴル語で「シュル」「シュルル」と呼んだという記録があることから、モンゴルの調理法が伝わったものと見る説もあります。
ソルロンタンは早くからソウルの名物であり、大衆的な料理でした。1929年の雑誌『別乾坤(ピョルゴンゴン)』には、腰掛けに座れば1分もしないうちにトゥッペギ(土鍋)とカクテギの皿が出てきて、ネギと唐辛子粉をたっぷり入れ、塩で味を調えてスープをすする味は何にも比べられない、という賛辞が載っています。スープが雪のように白く濃いことから、当時の新聞には「雪濃湯」とも書かれました。体面を気にする人たちは、店に行く代わりに出前を頼んで食べることもありました。1924年に発表された玄鎮健(ヒョン・ジンゴン)の短編小説「運のよい日」で、人力車夫が病に伏した妻に買って帰ろうとしたのも、ソルロンタンのスープでした。
ソルロンタンに麺が入るようになったのは、1945年の解放の後です。援助の小麦粉で作った麺が加わり、スユク(ゆで肉)が新しいメニューとして加わって、今のソルロンタン店の品書きが出来上がりました。
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