
#093
Hodu-gwaja호두과자
クルミ菓子
餅・デザート辛さ 0/5
クルミの形の型にあんことクルミを入れて焼いたお菓子。
歴史とエピソード
クルミ菓子(ホドゥグァジャ)は、忠清南道天安(チョナン)を代表する名物です。天安とクルミの縁は高麗時代にさかのぼると伝えられています。1290年、忠烈王に従って元に赴いた柳清臣(ユ・チョンシン)が、帰りにクルミの苗木と実を持ち帰り、天安の広徳寺(クァンドクサ)に植えたという話で、ここは朝鮮半島で初めてクルミの木が植えられた場所として知られています。広徳寺には今も天然記念物に指定されたクルミの木がありますが、樹齢は約400年と推定され、最初に植えられた木ではないと考えられています。
クルミ菓子がいつ初めて焼かれたかについては、意見が分かれています。1934年に天安のある夫婦が作り始めたという話が広く知られていますが、2026年、ある郷土史家が、日本語新聞『朝鮮新聞』1931年9月27日付に「天安名物くるみ菓子本舗」という看板を掲げた店の写真が載っていることを発表しました。同じ年の4月には、天安駅前の菓子店が「くるみ焼」で釜山の全国菓子品評会の1等賞を受けたという新聞記事もあり、1930年代初めにはすでに天安の名物になりつつあったと見られます。
クルミ菓子の思い出は汽車とともにあります。京釜線や湖南線、長項線などの列車が天安を通るたびにクルミ菓子が売られ、多くの人にとって旅の味になりました。今も高速道路のサービスエリアで人気のおやつです。
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