
#094
Dalgona달고나
タルゴナ(カルメ焼き)
餅・デザート辛さ 0/5
砂糖を溶かして重曹を加え固めたお菓子。型を押して形どおりに割り取る遊びで有名。
歴史とエピソード
タルゴナは、学校の前や路地の屋台で子どもたちを夢中にさせた駄菓子です。正確な始まりはわかっていません。朝鮮戦争のころ、アメリカ軍の援助物資が入ってきた釜山港の周辺で初めて売られたという話がありますが、確かではありません。1953〜1955年に大邱(テグ)に駐留したアメリカ兵が撮った写真にタルゴナの屋台が写っていることから、1950年代初めにはすでに知られたおやつだったと考えられます。1950年代まで砂糖は輸入に頼る貴重品でしたが、1960年代に生産が増えて値段が下がると、タルゴナも誰もが買える駄菓子になりました。
呼び名も地域ごとにさまざまでした。ソウル・仁川・京畿道では「タルゴナ」や「ポッキ」、忠清道や全羅道では「ティギ」、大邱・慶尚北道では「クッチャ(お玉)」、慶尚南道では「チョクチャ」と呼ばれました。「タルゴナ」という名前は「砂糖より甘いなあ」という言葉から来たと言われています。かつては、ブドウ糖の塊を溶かして箸ですくって食べるものをタルゴナ、溶かした砂糖を平たく押して型で模様をつけたものをポッキと呼び分けることもありました。針で模様を割らずにくり抜けたらもう一枚もらえる遊びは、ポッキから生まれたものです。
長く懐かしのおやつだったタルゴナは、2021年にドラマ『イカゲーム』で型抜きの場面が登場したことで世界的に知られるようになりました。海外では「タルゴナ」という名前のまま紹介され、SNSでは自分で作って型抜きに挑戦するチャレンジが流行しました。
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