
#028
Dwaeji-gukbap돼지국밥
テジクッパ
スープ・鍋釜山辛さ 0/5
濃厚な豚骨スープにゆで豚とご飯を入れて食べる釜山の代表料理。
歴史とエピソード
テジクッパの正確な起源ははっきりしません。高麗時代に王が民に豚肉などを分け与えたことに始まるという話もありますが、よく知られているのは、朝鮮戦争のときに避難民が手に入りにくい牛骨の代わりに豚の副産物でソルロンタンを作ったという説です。もとはカリクッパのような北の地方の料理で、釜山に避難して定着した北出身の人々を通じて慶尚道の料理になったという見方もあります。実際、ソウル・京畿・忠清ではスンデクッパや牛頭肉のクッパは多くてもテジクッパはまれで、釜山・密陽・大邱など慶尚道ではごく身近な料理です。
避難民であふれた戦時中の釜山では、米軍基地から出た豚肉や骨でクッパを作り、クッパ店はまず基地の周辺で繁盛したといわれます。豚骨スープにご飯を入れた安くてお腹にたまる一杯は庶民の食事として根づき、今では釜山にテジクッパの店が1,000軒以上あるといわれます。
地域ごとの個性もあり、香辛料や内臓をたっぷり入れる「大邱式」、ソルロンタンのように白濁した「密陽式」、コムタンのように澄んだスープの「釜山式」に分けることもあります。トゥッペギ(土鍋)にご飯とゆで豚を盛り、熱いスープを注いで温める「トリョム」も昔ながらの技です。2026年には釜山市が市民投票でテジクッパの名店を選ぶイベントを開くほど、今や釜山を代表する料理になっています。
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