
#050
Ojingeo-bokkeum오징어볶음
オジンオポックム(イカ炒め)
煮物・炒め物辛さ 3/5
イカと野菜を甘辛いコチュジャンのタレで炒めた料理。
歴史とエピソード
イカは昔から韓国の人々にとって身近な食べ物でした。古い文献では主に「烏賊魚(オジョゴ)」という漢字名で書かれ、オジュンオ、オジゴといった呼び名も使われていました。丁若銓(チョン・ヤクチョン)の『玆山魚譜(チャサンオボ)』は中国の文献を引いて、イカは水面に浮かんでいて、カラスがついばもうと舞い降りると足で巻きつけて水中に引き込み、食べてしまうという話を伝えています。そこから「カラス(烏)を襲う賊」という名前がついたという解釈です。実際の習性というより、伝説に近い話です。
墨にまつわる話もあります。『玆山魚譜』には、イカの墨で書いた字は時がたつと跡形もなく消えるが、海水につけるとまた現れるという一節があり、『芝峰類説』は、この墨で書いた字が年月とともに消えるため、人をだますのに使う者もいたと記しています。昔の人々はイカを刺身で食べたり、干して干物にしたりして楽しみました。
面白いことに、韓国と北朝鮮では「オジンオ(イカ)」と「ナクチ(テナガダコ)」という言葉の使い方が違います。韓国では足が10本のものをオジンオ、8本のものをナクチと呼びますが、北朝鮮では韓国のオジンオをナクチと呼ぶそうです。イカをコチュジャンのタレで炒めるオジンオポックムがいつから食べられるようになったのか、はっきりした記録はありません。
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